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施工事例

相模原市K寺 御本堂の仏閣サッシ取付

2020/03/26
仏閣サッシ取付
  寺院  築160年 工期 : 10日   費用 : 約700万円

<お悩み・ご要望>

御本堂の仏閣サッシの密閉性が悪く、冬になると風が入り込んでくるため寒く、

冬夏ともにエアコンの効きも悪くなるので、防犯性も兼ね備え、飾り窓との

おさまりもいい形の仏閣サッシに交換したいとご依頼をいただきました。

 

<リフォーム内容>

もともと木製の枠の仏閣サッシを使用されていましたが、防犯性や耐久性、

密閉性を兼ね備えるためにアルミ製の仏閣サッシをご提案させていただきました。

 

打ち合わせの際に、イメージを持っていただけるように、手作りで仏閣サッシ風の

サンプルを作成し、実際に飾り窓に合わせてみました。

 

全部で12か所の仏閣サッシがあり、それぞれの窓枠の寸法が違うため、

1箇所ずつ寸法を測り、特注のオリジナルの仏閣サッシを製作しました。

ガラスと枠が別々に納品されるので、建具屋さんで1台ずつ人の手で組立てを

おこないました。

小さなガラスは約400枚ありました。

  

 

乳白色の防犯ガラスを採用し、花頭窓の両サイドは透明のガラスで中から漆喰が

見えるように工夫をさせていただきました。特に1箇所は、金箔が貼られているので、

隠れることなく金箔が綺麗に映えるように透明なガラスを採用させていただきました。

 

☆花頭窓(漆喰)写真

☆花頭窓(金箔)写真

 

木製とはイメージが変わり、ブラックの落ち着いた色調で、内側からも飾り窓が

映えるような仏閣サッシになりました。

 

☆本堂内写真

 

外側から見ても、飾り窓の色と仏閣サッシの色や小窓のラインとの合わせが綺麗になり、

また一段と御本堂の輝きが増し、重厚感のあるものへと様変わりしました。

 

電気配線が柱にむき出しになっていたため、目立たないように配線を調整し、

同系色のカバーの取付をおこないました。

まったく同じ色のカバーがなく、柱の色より少し濃いめの茶系の色になりますが、

配線がまとまり、カバーをしたことでスッキリとしました。

    

 

全体的に御本堂の築年数がだいぶ経過しており、老朽化がみられる

部分も多々ありましたが、今回のリフォームでだいぶ改善され、

密閉性や防犯性を兼ね備えつつも、御本堂の良さを生かしたものへと

様変わりしました。